焼肉豆知識
   

 
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    ■焼肉について

焼肉の本場といえば韓国・朝鮮と考える方は多いと思います。ですが、日本で言われる「焼肉」の本場は実は日本です。韓国・朝鮮で焼肉と言うと「プルコギ」を指します。現在の韓国にある焼肉店は日本から持ちこんだものです。
 なぜこのイメージが強いのでしょうか。理由は戦中戦後にあります。当時、貧しかった在日コリアンが屠殺場から出た廃棄予定の内臓等を調理し、商売を始めました。これがホルモンです。その後店舗をかまえ、ホルモンだけでなく焼肉全般を商売としたことから「韓国・朝鮮=焼肉」となったのです。逆輸入の食文化と言えるかもしれません。
       
                       
         
    ■牛の赤味部位について    
         
       
   
筋や膜が多く、固い赤身の部分です。旨みが濃いのでシチューなどに向きますが、 3時間ぐらいは煮込む必要があります。赤身の多いひき肉の材料にもなります。
肩バラ
肋骨の外側の部分で、脂が多いのですが肉の部分も固めです。 こってりとした味わいなので煮込み料理に使われます。 安いので調理の工夫で固さを補える外食チェーンでの利用が伸びているそうです。
すね

ふくらはぎの部分。筋が多いのですが、じっくり煮込むと濃い味が出ます。 ボルシチなどの田舎風シチュー料理に使うと絶品ですが4〜5時間煮込む必要があります。 ひき肉の材料にもなります

ロース
背中の筋肉であるロースの1番首に近い部分です。ロースとはローストに適する肉という意味からきた名前です。 やや筋があるのですが、 きめが細かく旨みが濃いので薄切りにしてすき焼きやバター焼きなどに使われます。
上ロース
ロースの真中で最も厚みのある部分です。サシが入りやすく見栄え良い。柔らかく脂の濃厚な旨みがあります。 ステーキ、すき焼きやシャブシャブに。
上カルビ
お腹の三枚肉の部分でカルビとして有名です。脂と肉の旨みが重なって濃厚な味わいです。 シチューやポトフにも適しています。
サーロイン
ロースの一番お尻に近い部分です。きめが細かく脂の上品な旨みをともなった牛の最高部位の一つです。 昔、英国では見栄えのいいリブロースより格下でしたが、国王よりその美味しさを認められて貴族を表す”サー” の称号を与えられて一躍有名になりました。なんと言ってもステーキでそのまま味わってください。
フィレ
フィレはフランス語。英語ではテンダーロインと言います。サーロインと腎臓の間。 Tボーン・ステーキではサーロインと骨を挟んだ反対側です。 ほとんど運動にかかわらない部分なので、特に柔らかく筋がありません。脂肪も少なく淡白で上品な味です。 牛の重量の3%しかとれず、サーロインとともに最高値になります。
ランプ
腰からお尻にかけての部分で、大きな赤身です。とても柔らかく旨みがあるがクセのない部分で、 ロースト・ビーフに最適なほか、さっと焼いたものをワサビ醤油で食べると絶品です。 牛刺しにもなります。
もも
大きな赤身の固まりでやや固い。角切りや薄切りで売られることが多い。
   
                       
     
    ■牛の内臓部位について
         
     
   
タ ン
舌です。下ゆでしてザラザラした皮をむいてから薄切りにして焼肉用にされることが多いのですが、じっくり煮込むと柔らかくなり独特の風味があるのでタンシチューにするのもおいしいです。
カシラ肉
頬肉とこめかみの部分です。柔らかく串焼きに良く使われます。
ハラミ
サガリと区別しないで売られる事もあります。横隔膜の一部で柔らかく脂肪も豊富で濃い味があります。 安くて美味しいということで、焼肉屋で人気があります。
レバー
肝臓。匂いがあるので好き嫌いが分かれますが栄養は満点。
ハ ツ
心臓。固くてコリコリとした独特の歯ざわりがあります。あまりクセは無く固いが食べやすい。
ミ ノ
牛に4つある胃の一番目、一番大きな胃です。クリーム色で固くゴムのような歯ごたえ。クセが無く食べやすい。
ハチノス
二番目の胃で、蜂の巣状の筋があります。独特の風味と歯ごたえがありたいへんおいしい。 スープや炒めもので。中華、韓国、フレンチ、イタリアンなど色々な料理に使われています。
マ メ
腎臓です。匂いにクセがあるので日本ではあまり好まれていませんが、 ヨーロッパで濃い味付けのソテーにしてよく食べられています。仔牛(ヴィール)のマメのほうがクセがなく美味。
テール
尾の部分です。アクを取りながら5時間以上煮込む必要がありますが、 軟骨がゼラチン化して柔らかくなり大変おいしいスープがとれます。 シチューやスープで。韓国料理のコムタンも忘れられません。
   
                     
             
                 
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